《発情期について》
不妊手術をしない猫は性成熟時、発情をします。
性的問題行動の多くは男の子も女の子も”マーキング”スプレー”大声で鳴く”等を、短期に何度も繰り返します。
発情が度重なる事は猫の心身に大きなストレスとリスクとなります。
《手術時期について》
個体差も有りますが4~7か月ぐらいで手術します。雌は性成熟が早く生後6か月で発情する事も多くあり、
注意が必要です。また、手術により回避できる病気もあるので信頼できる獣医を探しご相談してください。
不妊手術を適切な時期に行えば、雄も雌も変わりなく穏やかに生活でき、性的問題行動を回避できると言われています。
《こんな事にならないように》
去勢・避妊手術をしないで、マーキングやスプレーをするようになって、あわてて手術をしても癖として残ってしまう場合が
あります。是非、適切な時期の手術をお勧めいたします。
《獣医師選びは慎重に》
獣医(病院)の技量は全て同じではありません。手術を依頼する時に色々な情報により選択する事をお勧めいたします。
場合によって、セカンドオピニオンも選択肢として考えてあげてください。
《去勢・避妊手術による変化》
・性的ストレスがなくなる
・寿命が延びる傾向にある
・望まない妊娠を避けられる
・子宮の病気や乳がんの予防につながります
・飼い主のストレスも解消され、穏やかな生活につながります
・肥満傾向になりますが、適切な運動と食事療法で対応してあげてください